DNAとは?

DNA親子鑑定とは?
DNAとは、デオキシリボ核酸(Deoxyribo Nucleic Acid)の略称です。
私たちの体は約60兆個の細胞からできており、その細胞を正しく組み立てるための設計図がDNAです。
人は両親から受け継いだ46個(23×2)の染色体を持っています。
染色体をほどいていくと二重らせんの形をしたものになります。
二重らせんの間には、A,T,G,Cの4文字が、AはTと、GはCと対になり向い合って並んでいます。

DNAと遺伝子の違い
DNAは遺伝子が組み合わさったもののことです。
遺伝子は、たんぱく質を作る情報をもったDNAの部分のことです。

DNA鑑定と遺伝子検査の違い
DNA鑑定は、親子関係や血縁関係を調べるものです。
身体的特徴や遺伝情報を示さない場所を分析するので、特定の遺伝子内容を調べるものではありません。
遺伝子検査では、生活習慣病やがんなどの病気や、顔、皮膚や目の色などの体質などがわかります。

DNA鑑定の方法
STR法とPCR法を用いて検査をおこないます。
STR法は個人の特徴的なATGCの短い繰り返しを調べ、PCR法は少ないサンプルを何万倍にも増幅させるものです。

DNA鑑定の方法
子供は母親と父親から半分ずつ遺伝子を受け継ぎます。親と子供のDNAのパターンを調べることにより、
その父親と母親が、子供の生物学上の親であるか否かを調べるためのものです。